今日は家庭内ネットワーク内でのウィルスのネットワーク感染のリスクを減らす事についてお話します。
現在、皆様のご家庭でのインターネット回線を仮に一戸建て住宅でNTT系の光回線を使っていると仮定した場合です。
①光ファイバーの終端装置(ONU)→②ルーター(無線ルーター含む)→パソコンへLANケーブル又は無線接続が通常の
接続方法だと思います。
②のルーターにデスクトップPCを有線LANで接続し、ノートPCやスマホ・タブレットをWi-Fi接続しているようなケースが一番多いと思います。
これらの端末は全てが②のルーターに接続されているのですから同一ネットワークとなります。
ここで気になるのが、全ての端末でセキュリティー機能が万全であるか?という点です。
弊社でも度々対応させていただいている事例を取り上げてご説明します。
お父様がデスクトップPCを有線LANで、お母様もデスクトップPCを有線LANで、子供さん二人が
ノートPC2台をWi-Fiで②のルーターに接続しています。
合計4台のパソコンが同一ネットワーク上に存在していることになります。
その内の1台がウィルス感染していたとします。
そうすると同一ネットワーク上にある他の3台にも感染拡大している可能性があります。
要するに4台のPCから情報流出している危険性があると言う事です。
※同一ネットワークにスマホも接続している場合は、もっと危険です!!!
中にはPCに破壊行為を行うウィルスもありますので、4台全部が調子悪くなるという場合もあります。
そういった危険性から自分のPCを100%守りたい ですが100%って無いので、出来るだけリスクを減らしたい場合の方法として弊社がおススメしているのはネットワークの切り分けです。
上記のご家庭の場合、ご両親が接続する2台のPCは②のルーターへ、子供さん達が接続するルーターは
別途ルーターを用意してIPアドレスを変更し、接続ポイントを宅内で分けてしまうという方法です。
※プロによるルーターの設定が必要です。
スマホが急激に普及して普通にWi-Fi接続してますが、スマホもタブレットも考え方は同じです。
どんな端末でもOSで動いている以上、ウィルス感染しない端末などは存在しません。
これらの問題についてもご相談に応じて作業させていただいておりますので、弊社のサポート担当者にご相談ください。